無防備都市:署名活動の中の人はジュネーブ条約第一追加議定書59条など知らん

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無防備地域の署名活動をしている人たちは、そのインチキぶりを全然知らずに、
ただ「平和運動」という名前だけで参加している、という話。

無防備地域宣言のインチキにかんしては、このへん

以下引用:

田:私たち今、署名活動しているんです。
私:何についてですか?
田:平和を守ろうという運動です。
私:具体的にどんな運動なのですか?
田:無防備地域という条例を住民直接請求で求めていきます。
私:無防備地域になるとどうなるんです?
田:戦争に巻き込まれなくなるんです。
私:え?本当ですか、どれどれ(チラシを受け取って一読)

私:このジュネーブ条約というものが根拠なんですね。
田:そうなんです。昨年日本も批准したんですが、その事を政府は国民に知らせていないんです!
私:あー昨年批准したあれですか!そういえば、ちょっと調べたことがあります。でもその条約で平和になるか疑問に思った記憶があります。
田:どうしてですか、ほら(チラシを見せながら)住民の生命と財産を守っていく運動だと書いてあるでしょう?
私:いえ、肝心のジュネーブ条約の本文のことです。このチラシには残念ながら本文がありませんが、確か「占領に対して開放される」とあります。
田:・・・?(理解できていない様子)
私:敵国の軍隊がやってきて高槻を占領するということです。
田:・・・?(まだわからない様子)
私:無抵抗で降参するかわりに攻撃しないでね、ということです。
田:・・・?
私:つまりこの条約は紛争が実際に起こっている緊急事態の中で戦火にさらされた無抵抗の地域は攻撃しないこと、ということを定めたもので、平時に制定しても何の意味もないものです。
田:本当にそう書いてあるのか勉強不足で知りませんが、今の戦争はミサイルとか爆撃が中心で占領はしないのでは・・・?
私:攻撃の仕方は相手次第です。私たちが、敵が進軍してこないとなぜ言えるのですか?
田:でも第二次大戦の沖縄で前島という島が無防備地域の宣言をして米軍が上陸しなかったことがあったんです。
私:それは単に戦略上重要ではなかったと考えられませんか?とにかくジュネーブ条約には「占領に対して開放される」とあるはずです。
田:確認しておきます・・・。