産経の驚き皮肉に、大阪朝日の皮肉返し

http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50311782.html

参考:朝日新聞社説をきちんと読めば頭がよくなる?〜脳を鍛える新聞の読みかたメディアリテラシー編

朝日新聞
1月7日付夕刊 大阪版 「窓・論説委員室から」(ネット上のソースなし)

産経新聞をお読みでない読者の皆さまには要らぬお世話かもしれないが、次のデータに目を通していただきたい。昨年10月の小泉首相靖国神社参拝について、新聞協会会報によると、全国48の新聞が社説を掲げた。
その論調は参拝に反対する主張が圧倒的だった。例えば−
聞く耳を持たぬ危うさ」(北海道新聞
国益に反する行動慎め」(岩手日報
憲法、外交感覚を疑う」(高知新聞
もろ手をあげて支持したのは産経だけである。
賛否を明示しない社説も数紙あったが、それらも首相に慎重な対応を求めることに主眼が置かれていた。全国紙では、産経を除くすべてが首相に参拝しないよう求めている。

さて、やや旧聞に属するこんな話を長々と紹介したのにはわけがある。

首相が年頭の記者会見で「靖国参拝を言論人、知識人が批判することは理解できない」と語ったことを、私たちは社説で批判した。
そのなかの「全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている」という記述について、6日付の『産経抄』で「誤植ではないか」と切りつけられた。

今や朝日の言説に「ほとんどの新聞」が肯く時代ではないという指摘だ。
それに異論はないが、各紙の論調が結果として一致することはある。
靖国参拝がそれだ。

産経の1面を飾る名物コラムである。
正論も辛口もいいが、事実だけは正確にお願いしたい。
それとも、誤植だったのでしょうか。(恵村順一郎