豪雪の被害がたいへん……でも、なんであんなところに人が住む? (余丁町散人(橋本尚幸)の隠居小屋)

http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1310380191/E20060110214546/index.html

雪国の連中は都市に引っ越せ、というスバラしいご提案。。。。「東京脳」と呼ばれてるらしいです:

今晩の「クローズアップ現代」。何十年に一度の大災害だという。でも何百年のスパンで考えてみれば、あの辺りはもともとそういう地域。それを覚悟の上お住みになってきた。もともと不便なところだし、社会インフラの効率から考えて人はやはり都市部に集中させるべきだと思う。
(略)

こうなった以上、みんなあんなところに住むのは止めて都市部に出てくるのが、その人にとっても楽だし、日本経済全体の費用節減にもなる(社会インフラへの投資を拡散させるのではなく集中させることが出来るからだ)。実際そういう方向で地方自治体は努力をしているが、そういう動きを促進するのが、国家の役目ではないか? 人がそれぞれ好きなところに住みながら、最低限のシビル・ミニマムを主張するのは、富士山の頂上に住みながら、郵便物をその日に届けろと要求するのに似ている。

自衛隊が国費の負担で民家の雪掻きなどしている。一見美しい話だ。でも自衛隊の本分は、一義的には外敵の侵略から国を守ることだ。雪が降ったからと言って、外敵侵入の危険が減ったわけでではない。雪掻きなら地方自治体の経費での消防主体で十分出来るはずだし、やるべきだ。 大災害とは訳が違う。

山奥にみんなが分散して住むというライフスタイルが、日本経済の高コスト体質をますます悪化させている

via http://d.hatena.ne.jp/utushi/20060114/a2