反対のための反対「教育基本法「改正」反対」

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20060410

以下のことをお願いしたく考えております。

(1)ご自身のページに教育基本法「改正」反対と書いていただき*2、ご自身の言葉でその理由や思いを論じていただきたく思います。

とあったのでとりあえずヘッダにスローガンだけ書きました。

でわたし自身の反対の思いといって、特に表現しなければならないとは思いません。とにかく反対であり、だいたい変えないといけないという理由がない。反対のために石でもなんでも*1投げたいとそういう気持ちです。

以前羅列ニュースで「教育基本法改正:「とにかく反対なのであって、反対のために石でもなんでも投げたい」」と引用したのは、「反対のための反対ですか?」という趣旨ですのであしからず。

前文
我らは自他の敬愛と協力のもと、自然との調和、多様な文化の受容と共存を培ってきた我が国の誇りある文化を受け継ぎ発展させ、人類社会に貢献することが、崇高な使命であることを確信する。
 我らは、この使命を果たすために、広い国際的視野を保持し、我が国の豊かな伝統と文化に立脚する新しい教育の意義を自覚しなければならない。

この文章を読んで誰でも思うだろうことは、「本気なのか?」ということでしょう。本気で「人類社会に貢献する」つもりがあるのか? ではなんのためにイラク戦争に参加したのか? 小泉首相の説明では「他に選択支がないから」そうしたのだという話でしたがね。

「誰しも」とは誰のことでしょうか?
イラク派兵、小泉に反対なのは「分かり」ますが、ちょっと唐突すぎますね。

これ(日本国憲法)を嫌う人も多いがそういうひとたちはだいたい本気でもない理想主義を麗々しく掲げるじゃねえという反欺瞞主義者だと思っていた。ところが教育基本法「改正」派はそうじゃなくて別の理想主義者な訳ですね。ふむ。

米欄では「うっちゃり」とのことだが、頭が悪いのでどこでどううっちゃってるのか分からない。

人は神なしに生きることはできない、という思想は理解できる。*2愛国心がどうしても必要だと考えて居る人の根拠はそのような思想だと思う。

なぜにここで神??

ところで神が尊いのはそれが普遍だからであり、日本人には尊いが中国人には尊くない神なんてものは基本的には価値がないのだ。

なぜに中国??

しかしながら日本思想史はこの矛盾を解くために長い間苦労してきたのであって*3、中国人にも通用しないこともない神といったものをなんとか作り上げようとした。

意味不明

そもそも戦前の日本は帝国だったわけであり他民族にも通用する神しかいなかったはずなのである。例えば皇祖皇宗もそうした試みである。今時の「愛国心」愛好家は以上のようなことをどう考えているのだろうか。

「以上のようなこと」が意味不明なので答えようがない。

アプリオリに普遍でない「愛国心」などというものを掲げて何が嬉しいのか!?

頭が悪いので「アプリオリに普遍でない「愛国心」」というのがどういうものなのか分かりません。

また、頂いたコメントの「あらかじめ国境を越えることができない普遍を立てたいと思っている人たちって、頭悪いとしか思えないですよね?」。。すいません。頭が悪いのでおっしゃってる意味が日本語として理解できません。

総評

  • 表現することはないが反対は反対
  • 日本語が変な部分が随所に。文章構成がうまく組み立てられておらず例示が唐突でそぐわない
  • 「日の丸強制」「『愛国心』への拒絶反応」「小泉反対」などからも、いわゆる「サヨク系」の域をでない
  • 「お花畑度数」も若干高め