「アメリカは日本を中国と戦争させようとしている」という話

きっこの日記http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060921

2005年10月25日、26日、ブッシュの支持基盤であるネオコン派の政治家、知識人が集まるワシントンの政策研究所、AEI・アメリカン・エンタープライズ・インスティテュートが主催して、日本の国会議事堂裏のホテル、キャピトル東急で、「政策研究集会」が開かれた。テーマは、「日本と中国を、どのようにして戦争に突入させるか、そのプラン作り」である。

参加者はAEI所長クリストファー・デムス、次期総理・安倍晋三、鶴岡公ニ(外務省、総合外交政策局審議官)、山口昇(防衛庁防衛研究所副所長、陸将補)、民主党・前党首・前原誠司、その他自民、民主の複数の議員。テーマは「有事、戦争に、どう対処するか」では無く、「中国と日本を、どのようにして戦争に持って行くか」である。

http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20060926

この会議に出席していた今や首相のアベさん及びその周辺が目下着々とすすめている日本武装化計画(日本版CIAとかも)が、ここではっきり述べられていた、というのはわかるが、中国ないしは北朝鮮と戦争をするという具体的なプランは私が眺めた部分には書かれていない。米軍の世界的な編成の変更にともなって、日本はより軍備を充実させるべきだ、という米の要求に日本がいや、いろいろ都合があってなかなか進みません、とこたえる内容になっている。まあ、これだけでも上の話みたいに暗い未来を予想しないまでもオドロクベキ話ではあるんだけど。まー、それにしても米国側の要求の直截さはスゴイ。現場の雰囲気を知りたい人にはオススメ。