ペットブームの陰に・・・(探偵ファイル)

http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0303/31_01/index.html

動物愛護週間になると、必ずと言っていいほどメディアからの取材依頼が来るんです。
「可哀相な犬猫を救え!」って。
放映されてから一週間くらいは愛護団体だけではなく、一般の人からも非難の手紙や電話が来るんですよ。酷い時には、“犬殺し”呼ばわりされています。 でも実際に見学に来たり、抑留されている犬猫を引き取ろうって人はそうはいません。そしていつものように、犬と猫は処分されて行く・・・・・・これが現実なんです。
「殺される子がかわいそうだ」って人は、かわいそうと言うことで優しい気持ちに浸ってるだけなんですよ。可哀相だと思うのは良い事だと思うんです、だけど思うだけなら何も変わりはしないんです。結局は蚊帳の外から言ってる文句にしか過ぎません

中の人は(金魚とおたまじゃくしとアリ以外)生き物を飼ったことがありません。そりゃ飼いたいなぁと思うことはありますが、最期まで責任を持って面倒を見る責任と覚悟、環境がないため、飼うことはしませんでした。

中には、ニコニコ顔で「いつの間にか、また産んでやがったよ。じゃ、殺しといて」などと、ビニール袋に子猫を数匹入れて、センターに持ってくる常連さんもいるそうで・・・。
こういった現状について、動物愛護センターの方は次のように語っていました。

深く考えてないんだと思います。 処分してくれる施設が有って、書類一つでやって貰えるという気軽さが有るのではないでしょうか。 罪悪感が有るという人も中にはいると思いますが、自分で殺すのではなく、他人がやってくれるわけですから。 自分は痛いところを見なくて済むわけですから。 抑留されている姿や、死んでいく姿を見ない・・。 ようは、蚊帳の外の出来事なんですよ
動物愛護センター職員 A氏より

自分で殺すわけじゃないから、罪悪感が湧かないのでしょうか。
どのような形で死までの経路を辿るかを知らないから、気にならないのでしょうか。
(略)
今回の取材に当たり、私達は、ある動物保護センターで働く方と接触を持ちました。
前出のA氏ですが、氏は無責任に持ち込んだり、捨てたりする飼い主に対して非常に憤りを感じていると話しており、ある映像を提供頂く次第となりました。

ある映像とは、殺処分中の映像です

〜死を迎える犬たち〜

中の人は勇気がないので、動画は見ていません。現在動物を飼っている人、あるいは飼おうとする人は、もし自分が責任を放棄したらその動物たちはどうなるのか、見ておくべきかもしれません。