SF作家米田氏のご活躍

お題はコレ:

満州・中国人捕虜強制労働、関東軍が賃金不払い明文化
http://www.asahi.com/national/update/0107/OSK200701070036.html

 日中戦争で捕虜になった中国人兵士らを旧満州国中国東北部)に連行し、建設現場で「特種工人」として働かせるため、旧日本軍が1943年に作成した極秘の取扱規定が見つかった。中国・吉林省公文書館にあたる档案(とうあん)館に残されていた関東憲兵隊の内部文書を、愛知県立大学の倉橋正直教授(中国近現代史)らが入手した。賃金を各部隊が一括保管して>本人に支払わないことを明文化するなど、不明な点が多い中国大陸での中国人強制労働の実態解明につながる内容になっている。

簡単にまとめると:

http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070110/p1

事実上の捕虜を、公式には捕虜として扱わず、しかし事実上の捕虜であるかのごとく使役するために表向き国際法にのっとった規定をつくり、しかしその規定通りに処理したかというと極めて疑わしい

という話。これにSF作家でいらっしゃる米田淳一氏(id:jyl2142)がいろいろ暴れてらっしゃる模様。

経緯としては

http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20070111#c1168517855

米田さんが「違和感表明」をされ、Apemanさんが「そういう誤解も生じるよな」(大意)ということで解説をされ、そうしたら米田さんが「鶏」だの何だのと言い出したのが流れのように見えますが。どう考えても「グチャグチャ」言いだしたのは米田さんでしょう。

グチャグチャ言い出したエントリ:
「頭の中の鶏を個人で飼っている人もいるようです」
http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20070109#p4

 どうも本当に頭の中で鶏を飼っている人がいるようだ。

 だから、相手は賊なんだから、本来国際法としては極刑が当たり前なのだといっているのがなぜ分からない。

 第一当時の中国は国民党と共産党が争う内戦状態の上に匪賊馬賊がいたまさに無法状態であり、それを捕まえて捕虜にするだけでも寛大な措置なのに、よりによって民間人扱いしろとこの方はおっしゃっている。どうかしている。

国際法、、、、、たぶんいろいろあげていくとキリがなんでしょうが、まあもちつきましょう。頭に血が上っちゃっていろいろめちゃくちゃになってるようにお見受けします。

ちと量が多めで散らばっているので全部は検証してないのですが、http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20070111#c になんか沸いています:

# ワシ。 『米田様、はじめまして!私、『ワシ』と申します。
「反Apeman」の立場の者です。
(略)
今、彼等がこちらでやっている事は、WEB上での『いじめ』みたいなモノだと思います。非常に陰湿なやり方です。
(略)
# 潜水艦 『おお、apeman先生がまたしても荒らしをされている・・。別のところで彼に不誠実な対応をされてリベラルを辞めた者です。
ま、apeman先生の所からいくつか飛べば解るんだけど、ここに書いてるお歴々ってみーんな「お仲間」なんですわw 俺はサヨクの教えを広める宣教師と信者様って呼ばせてもらってるんですけどねぇ。

はぁぁ、、、消えてくれないかな、この人たち。

本気でこの流れを「web上でのいじめ」「荒らし」などと捉えてるのだとしたら、まずは味噌汁で顔を洗うべきですね。

で、現状としては残念ながら

http://d.hatena.ne.jp/Gedol/20070110

本当のトコ言うと私の様に「無限の資料の大海」に漕ぎ出すのが苦手な人間にとっては、猿さん狐さん等の発掘屋さんが掘り出してくる資料に対してガチでぶつかって対抗資料を出してくる様なストロングスタイルなネトウヨがいてくれると便利なのだ。この「ぶつかり合い」を観戦する事によって「判っている点」「不明な点」「争いの残る点」があぶりだされてくるから、ソコらへんを起点にチマチマ進む事ができる。

ところが現在の状況は例えばApeman氏のフリに誰かがボケをかましApeman氏がツッコミをするという、悪意のある表現をするならば「自虐史観教育漫才」*1の態を為している。

という状況にあることは否定できません。