米田氏の反省、謝罪?

http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20070109#c1168772562

# jyl2142 『*Apemanさまへ
 まず、『鶏』と呼んだことはあやまります。ごめんなさい。
 あと、いくつか常識と思っていたことについて、若干の不正確さがあったことも認めます。これもあやまります。

 しかし、あなたの主張は私の主張と違うし、それは違って当然だと思います。
 私は私の個人史の中で守るべき立場と、守らざるを得なかった個人的な体験があるわけで、それはApemanさまの主張とはまた別の次元にあるものです。
 Apemanさまについては私も分からないことがあるし、分からないとしか言えないし、分かることはできないと思います。それは個人史の段階であり、それはApemanさまがご自身のページでご開陳なさるべき事だと思います。
 しかし、私は私のページで思ったことを書くし、それは私の中の歴史の話であって、それについて私は説明をしようとしても多大なる時間のかかることですし、それについてApemanさまにお読みいただく時間を頂くのも心苦しいことです。
 最後に。『正しい歴史』というものはありません。立場が違えば歴史は多面的なものであるから、いろいろな見え方がするのは当然のことで、それはその立場立場を尊重するのが正しい姿勢だと思うし、いくら正しい歴史であろうと、立場による違いを認めなければそれは押しつけとなります。
 私自身このブログでノーコメント、ノートラックバックだった時代からまだ数日、ブログでTBを送る呼吸もまだ分からないし、TBをスルーしても良かったかなと思うこともあります。
 それについての未熟さについてもあやまります。
 しかし、Apemanさまの個別の質問について答えるのはかなり先のことになると思います。それは私が小説を描く中で取材したり、書く上で自問する中で立場立場をどう描くか考える小説家としての修業の中で示すべき事だと思っているし、その途中で日々起きる事物に『あれ?』という違和感を表明することはこれからもあると思います。
 私はそれを何らApemanさまの立場を否定するものにはしないと思います。
 しかし、Apemanさまも、TBを送って論戦を挑んで買った負けたの次元になさらない方がいいと思います。
 私も買った負けたとは思いたくないし、世の中にはそう感じる人がいるのだと言うことは今回分かりました。しかし、それはそれだけのことで、私とApemanさまの立場の違いを何ら変えるものではありません。
 立場は違い続けるし、それは言葉の次元では埋められず、ましてやウェブで言葉のみをやりとりしている間柄では絶対に埋まりません。それはコミュニュケーションというものの限界だと思うし、それはどのような表現力がある人間でも、逆に言えば表現力があればあるほど、その限界について思い知らされ、簡単に分かったとか理解できたというものにはならなくなるものと思います。
 私は今年で34歳になります。昔からの書いても何も表だった反応のなかった時期に大げさな言い方、非礼な言い方になれてしまったので、このたびは大変な失礼をしてしまいました。これもあやまります。
 しかし、失礼と誤解はわびても、立場は変わりません。
 私は右だの左だのというよりも、私の個人的な感覚に従います。それに従って世界を構築し、発表するのが私の仕事だからです。
 一時私も富の再分配について、センチメンタルな思いを書いたとき『自衛隊員の息子でありながら共産主義者』と呼ばれたこともあったし、逆にこのようにネトウヨと呼ばれることもあります。
 しかし、私はあくまでも私主義です。誤解はあっても、誤解をクリアした向こうにあるのは決して他人と同じ認識ではなく、それはあくまでも私の認識です。
 というわけで、このたびは失礼しました。知識不足も感じました。
 しかし、私は立場を変えることはありません。私は私の小説世界で、悪とされてきた者が本当に悪か、善とされてきた者が本当に善か、それを検証する営みをしております。そのため、朝日新聞が『天声』を語れば『天の声にもヘンな声がある』と言うし、関東軍が非道であったというなら、では関東軍は一隊どういう組織だったかを考えます。
 それが私の立場です。』 (2007/01/14 20:02)
# jyl2142 『誤:買った負けた 正:勝った負けた 訂正してお詫びします。』 (2007/01/14 20:15)
# jyl2142 『誤:一隊どういう組織 正:いったいどういう組織 訂正します。』 (2007/01/14 20:17)