お前ら、いい加減にしとけよ。 by イケメン林セソセイ

http://obiekt.seesaa.net/article/35748315.html#comment

俺が10代の頃、新左翼陣営きってのイケメン闘士であったということは、業界では結構知られているようだ。JSKとやらが、今更何を言いたかったのかは判然としないが、コメント欄でのウソは許せんな。寺山修司の『林少年論』なるエッセイは実在するし、それに対して俺が、事実無根の記述がある、と指摘したことも事実。ただ、その反論に関して、当局から注意を受けたなどという事実はない。「当局」が具体的にどの部署を指すのか知らぬが、言論弾圧で大変な騒ぎになる、といった程度のことも分からんのか、お前らバカヲタは。

さらにひどいのが、猪瀬直樹氏が、「林は故人(寺山)を訴えることはできないから」などという理由で、俺を攻撃する文章を書いたという事実はないし、そのような記事は存在しない。これは、林信吾のみならず、故人も含めた複数の著述家を名指しした上で、「虚偽情報の流布」に相当する行為であり、容認できない。管理者の責任において取り消し、謝罪せよ

ところで。ブログ主からの批判に答えていない、という声が多いが、無論「答えられない」わけではなく、その気になれなかっただけだ。その理由については、この虚偽情報問題に対するブログ主の対応を見た上で、つまり、それなりに誠意ある人間だと思えるならば、こちらも明かす用意はある。ただし、来週から新たに一冊書き下ろさねばならないので、時間的余裕はないよ。
Posted by 林信吾 at 2007年03月14日 10:27

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虚偽コメントに関するブログ主の見解が未だ明かされていないが、来週から忙しいので、もうこのへんでケリをつけておこう。俺がJSFとやらを相手に、論争する気がないと明言した理由は、4点ある。
(1)所詮は匿名ブログだから。
(2)1円にもならないから。
(3)相手が弱すぎるから。
(4)「読者」がバカすぎるから。
以上、コメント終わり……で充分なのだが、まあ一応は本を買ってくれたようなので、少しだけ説明してあげよう。出血大サービスだ。

(1)について。
これは真面目な問題。そちらが「この林信吾は、本当に本人か?」と疑心暗鬼になったろうが。こちらとしては、JSFなんてどこの誰だか分からんし、個人なのか複数なのかも分からない。つまり「JSF」名の言論は、責任の所在がどこにも示されておらず、そこで披露される情報や知識について、信頼性がまったく担保されない。匿名で書いている時点で、何人かを名指しして議論に挑む基本的資格がないのだ。名大の大屋の場合とは、この点が違うのだと述べておいたし、「ウンコに素手で触りたくない」とやんわりオシャレに表現したのだが、理解できなかったようだな。
(2)について。
匿名ブロガーとプロ作家が対等だと考える、とんでもない思い上がり林信吾の文章には商品価値があり、著作には値段が付いている。電話取材でコメントした場合でさえ、対価が生じる。つまり、俺が何らかの見識を披露し、報酬を得ないとすれば、それはボランティアだということになる。このブログに対してだけ、そのような奉仕をすべき理由など、どこにもない「逃げたらネット中の笑いものですよ」など、ちゃんちゃらおかしい。
ならば逆に尋ねるが、ここでJSFとやらを征伐したとして、それが俺のビジネスに、一体どんな利益をもたらすのかね?ヲタは読者として想定してないと、一番最初に言ったろ?ギャラも払わねえくせに、「来訪編」とか作ってんじゃねえよ、この小判鮫が、という話。
(3)について。
「戦車のお値段編」「銃剣突撃編」などを読んでみたが、「大きく出た割には、こんなもんか」というのが、俺の感想。唯一論理で迫ってきた感のある(浅かったけどな)は徴兵問題だが、これについては答えておいた。あとは、総じて文章が稚拙で、「論」の体をなしていない。自分の軍事知識を披露したい気持ちは伝わってくるが、そもそも、反戦軍事学』という素晴らしい本に対して、「事実と異なる記述がある」と言いたいのか、「著者の認識は間違っている」との趣旨なのか、それさえも不明確。
前者であるとするなら、公正かつ学術的に信頼できるデータと、「問題の記述」を比較してから論じねばならないし、後者であれば、『反戦軍事学』の論議の核心部分を引用し、論理的な批判を加えねばならない。この点は、バカ田のヘタレやら頭部の線が異常な奴にも共通する。相手にする価値がない。あとはせいぜい、俺の著作が言及していない事柄(銃剣が着脱可能だなんて、当たり前過ぎ)を取り上げては、「この人、なんにも知らないよね」式の煽りに持って行く、幼稚きわまる詭弁。本も読まないバカヲタは煽れても、プロ作家はビクともしないと知れ。自分の非力を棚に上げて、批判に答えろ、などとほざくでない。
(4)については、多言を要すまい。
バカと変態のパラダイスに、これ以上関わる気はない。ついでに、俺自身が「どうでもよいこと」と明記した、イケメンだのサヨクだのといった語句に過剰反応するという、底なしのバカっぷりをさらしてるコメント欄の乱中と、ブログ主の水準は、実は大差ない。当人には、自覚がないだろうが。

(付録)
軍事ネタ書くな、とかいった声に対して。残念でした。『反戦軍事学』が好評につき、『戦争に強くなる本』も、文庫化がすでに決まっている。軍事ネタのおかげで、ますます生活向上。笑いが止まらん。サヨク改め死の商人じゃシャレにならん、って、自分で突っ込んでどうする。ともあれ、ネットウヨやヲタがなに言おうが、実社会はとりあっちゃいない。思い上がりも、ほどほどにしとけ。

嗚呼……俺の好きな若手女優(『反戦軍事学』を読めば、誰だか分かるよ)が、NHK連続ドラマのヒロインに決定、というニュースを読み、「やったね気分」だったせいで、1円にもならん文章を書き上げてしまった。反省しつつ、コメント終わり。

Posted by 林信吾 at 2007年03月15日 12:33

もうなんというか、、、本当にご本人の書き込みだとしたら、、、スバラシすぎます。

イケメン林セソセイを信じてるの派:

http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-255.html

まだちゃんと読んでないけど。