水葉ハルヒの「反省」

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ここ数日、私は何百人もの人たちから「死ね」だの「殺す」だのの言葉を投げつけられた。むきだしの悪意に晒されるというのは、いくら慣れたとはいえ、消耗するものだ。

確かに、発端は私の浅はかさが原因だ。 しかし、
仲間内で楽しんですぐに削除するつもりでいたものを何万人もの目に触れさせることになったことは、とても不本意なことだった。

著作権を侵害した私は、侵害した著作権者以外の、当事者ではない人たちから、徹底的に袋叩きにされた死刑存置論者の「遺族感情を考えろ」というやつだ。「いじめられる側に原因がある」というやつだ。悪いことをした人間には、「死ね」「死ね」と大合唱しても良いのだ。何万人もが寄ってたかって悪者がリンチされる様子を楽しんでも良いのだ。彼らの価値観では。

「死ね」と言われたことで、私が本当に死んだら、彼らは「自業自得」「自己責任」と溜飲を下げるのだろう。そして私は忘れ去られる。イラクで殺された香田君と同じように。

VIPPERには、ひきこもりの青年が多いと聞く。実際にどうなのかはわからないけれど「引きこもりの息子は1日中インターネットばかりしていて、右翼みたいな言動をするようになった」という相談を実際に何件も受けているので、一定数いることは間違いないのだろう。

私はそうした相談を受けるたびに、とても悲しい気分になる。ひきこもるようになったきっかけの多くは「いじめ」である。いじめの被害者が寄ってたかって、他者をいじめているのだなぁ、と思うと暗澹たる気分になる。傷ついてきている分「いじめ社会」への親和性が高いのかもしれないけれど、自分たちとは違う意見を徹底的に叩きつぶす社会が、彼らの唯一の社会なのだとしたら、自分や他者への信頼感を取り戻すのはとても難しいのだろうなと思う。

親に迷惑をかけているという後ろめたさがあるから、「政府に迷惑をかけるな」と激高するのかもしれないし、「死ね」という言葉を他人から投げつけられることを怖れているからこそ、他人に「死ね」と言うことで気持ちのバランスを取っているのかもしれない。

  • 原因となった自分の行為についての真摯な反省がない
  • 「因果応報」という言葉を知らない
  • あくまで自分は被害者で、「袋叩き」にされた
  • 多数派が少数派を「いじめる」
  • vipper がひきこもりニートの集まりだと本気で信じている
  • 社会が悪い

ほんと共通項が多いですよね、このテの人たちって。。。反省しているようにみせかけて、「あたしも悪かったかもしれないけど、、、、そこまですることないじゃない!!あんたたちなんて人の形をした鬼よ!」というネタ絵を描こうと思ったけど、、、やっぱPC買っちゃおうかなぁ、、、

で、随分事例がたまってきたので、ちゃんとケーススタディしたら社会学か心理学かなんかの論文が書けるんじゃないでしょうかw

via 風来坊さん米

追記:
多分承認されないと思いますが、ためしにTB飛ばしてみました。
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- 2007/06/02 22:33