我々は初音ミクが新たな次元へシフトする瞬間を目にすることができるだろうか

http://d.hatena.ne.jp/aerodynamik/20070928/p1

既存の楽器音を取り込んで演奏されていたサンプラーが、工場の音を取り込んでそれをリズムとして鳴らした瞬間。
ベース用音源として売られていたTB-303が、奇妙なトランス音発生装置として再発見された瞬間。
レコード再生装置であったターンテーブルが、スクラッチの発見によって楽器として生まれ変わった瞬間。

初音ミクにも、きっとその瞬間がある。人間のように歌うツール、その壁を越える瞬間がきっと来る。

初音ミクさえあればもう歌手はいらない」「Perfume涙目」なんて次元じゃない。それは今の自分たちには想像もできない世界なのだ。

その瞬間を目にしたくて、僕はまたニコ動にアクセスする。