第10回 ニコニコ動画とJASRACの提携で、「歌ってみた」「演奏してみた」が合法に

http://ascii.jp/elem/000/000/082/82009/index-2.html

今回の提携で何が合法になる?

 ニワンゴJASRAC著作権料を支払うようになれば、ユーザーはJASRACが管理している楽曲を歌ったり、演奏したりした動画をニコニコ動画に合法的にアップロードできるようになる。JASRACに許諾を得たり、著作権使用料を支払うといった手続きはニワンゴが一括して行なってくれる。

 これにより、これまで問題があった「カラオケで歌っている動画」や「学園祭で自分が演奏したライブの動画」なども自由に投稿できる。ただし、注意が必要なのは「曲に合わせて踊ったダンスの動画を投稿する」といったケース。自分で演奏した曲を使うぶんには問題ないが、CDからリッピングした曲には、レコード会社も権利(著作隣接権)を持っているので、その許諾を取る必要がある。

ふむ。

例えば、「JASRAC管理委託曲は、委託した側でも使用料を払わないと自由に使えない」という話も、実は委託者がPRなどの目的で使うときは、JASRACに申請して所定の条件を満たせば使用料が免除されます(参考資料)。しかし、そういう抜け道をJASRAC自身があまり解説しようとしないため、アーティストや利用者に伝わっていない部分もある。

大槻ケンジのアレかな?

電通JASRAC など「黒幕」「諸悪の根源」としてめのかたきにしがちだけど、それも一面的ということで。