B2Cにおける劇場型喧嘩の巧拙
ダメポ社(DMP社)の初音ミク騒動にまなぶダメポにならない対応 - Attribute=51
http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20071223/1198418661
BtoBのビジネスか、BtoCのビジネスかで、問題発生時の対応は結構違ったりします。
BtoBのときは一般消費者の声なんか無視してでも、相手先企業との関係修復をはからなければいけなかったりします。
なんでもかんでもユーザー第一に考えればいいってもんじゃない。
ところが今回の事件は、一見、クリプトン社とDMP社の争いに見えますが、やっているビジネスはBtoCなので(初音ミクソフトを買うのも、着メロを買うのも消費者。お金を出す人がキーマンになる)、一番重要なのは消費者の信頼回復なわけです。
ここがわかっているのがクリプトン。
わかっていないのがDMP。
契約等の問題に関して最終的にどちらに非があるのかは別として、消費者の混乱を招いた責任は両者にある。お金を出す人間に対してそれをまず言明しないDMPの対応は、商売人として最悪。