赤月みゅうと:少女x少女x少女 書評

ふらっと虎の穴で物色してるときにみつけた、赤月みゅうとの「少女x少女x少女」が久々にツボった。雰囲気や絵柄はハナハルに似ている。目の描き方は若干荻尾ノブト(ゆりあ百式など)にも似ている。

以下、18禁およびネタバレ注意。

少女×少女×少女 (MUJIN COMICS)

少女×少女×少女 (MUJIN COMICS)

まず、少女たちがかわいい。かなり好みの絵柄。デッサンもしっかり取れてる。描き込みも多め。性器の描写も緻密で、結合部ははっきり、そして中出し断面図もある。キャラは基本ロリだが、つるぺた、巨乳までヴァリエーション豊か。あくまで物語が軸となっており、ストーリー、心理描写、性交への流れなども引きこませる。

本巻の三分の二を締める「祭子」は、古い因習に縛られた閉鎖的な地方が舞台。父との確執をもつ主人公が、監禁された少女(妾の子供たち)と交わる。

父を恐れ「天上家」から逃げ出した主人公が、妹から母の訃報とともに、「家」に戻るように請われる。

主人公は、少女たちを解放をするよう父に進言するが、心に抱く父への恐れを見透かされ一蹴される。妹の祭子に自分の弱さを吐露するが、それでも祭子は兄の戻りを喜び、そして「私達のお願い」を託し、「神聖な場所」へと兄を誘う。と、そこには、、、

まずは、十分に体の熟した綾姉と交わり、続いて双葉・三葉・四葉の三姉妹、そしてすべての少女たちを犯し尽くし、最後には妹の祭子とまぐあう。

個人的には、三姉妹がよい。これらのカットには、脳髄をやられた。

陰鬱な雰囲気のなか、艶妖に乱れる少女たち。ストーリー、絵柄とも、評価としては最高の部類に属する。