同人音楽と歌姫とミク

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同人音楽(M3とか:冬コミも楽しみです)の世界では初音さん絡みの作品が急激に増えています。ランキング上位曲のラインナップを見ても、同人音楽ニコニコ動画文化圏の作品が多いなと思われます。
(略)
同人音楽を聴こう!」を引くまでもなく、同人音楽と歌姫文化は切っても切れないものです。しかし、ある程度以上の腕前を持つ歌姫さんには依頼を通すこと自体が大変。依頼を通せたとしても、その先の収録マネージメントはそんじゃそこらのサークルでは(経験値がないと)とんでもなく難しい話です。

通常の=三次元の歌姫さんに依頼するとなると(上位クラスでも下位クラスでも同じく)コミュニケーションが大変ですが、そのかわりに初音さんなら技術力さえあれば15,000円程度を放り込むことでいくらでも自分の思い通りに調教できる歌姫が手に入ります。しかも、下位クラスの歌姫と比べたら、初音さんは少なくとも「音程のある程度の正確さ」という決定的なアドバンテージを持っています。

「自分でボーカル曲を創りたい」という欲求に対しては、初音さんの威力は桁外れのものがあったと思います。

次に起こることは、下位クラスの歌姫さんを軸に歌姫文化の崩壊でしょう。同人音楽やその隣接領域では、マネージメントの困難さに起因する問題がどんどん存在感を増しています。

同人音楽の本ちと読んだ程度だけど、直感的に、自作曲を三次元の歌姫さんに歌ってもらうのは大変だろうなぁ、とは思う。交渉からスケジュールの調整、費用、歌い方への注文、音程のずれ、などなど、、、

それに比べてミクさんは24時間歌わせても何の文句も言わないし、音もある程度に正確、こっちの注文もいやな顔ひとつせず聞いてくれる。調教は大変だけど、同人屋にとってはそれも楽しみだろうし。mizue を席捲するのもまぁうなずけるのかな?