一般人を自ら遠ざけるVOCALOID/りんりんにしてあげる?

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071108/1194512421

で。これを見てもなお一般人に理解されないなどと嘆くかい? とそのような人に対しては思う。もう露骨に理解させる気のない商品展開ではないか。初音ミクはまだいい、ニコニコ動画にいるオタクが勝手に飛びついてきただけだと言えようが、鏡音リンは完全にニコニコ動画の文脈に乗っかっている。このタイミングで下田麻美を起用するとはそういうことだ。一般人って誰だよと言うなら、このへんの文化に興味ない人としてもよろしいが、彼/彼女らから見れば、第2弾もこんなである時点で「ああ、結局そういうものなのね」で終わりだ。控えめに言って関係ない世界の話。悪く言うとなんかオタクが萌えているアイテム。キャラクターボーカルシリーズはあと1作出して終わるとのことだが、もうフォロー効かないんじゃないかなあ、と思う。もちろん、これは一般人に理解させる必要があるという見地に立てばの話で、ぼくはそんな必要ありゃしねえと思っているのだけど。ただ、オタク・DTMユーザの参入障壁も高まったなあ、とはね。

中の人はアイマス系はさっぱりなんだが、正直ちと狙いすぎじゃね、とは思った。

、、といいながら、鏡音リンからアイマスへ、という昔の絶望先生のネタを思い出す。