ジャンプに関する覚書

スリージャンプ

最初に習得するジャンプ。前向きで飛んで半回転して後ろ向きで着氷する。

  1. 右BO でつーっと滑る。左手は斜め前方、目線は進行方向を流し目で眺める。
  2. 左FO で踏み出すと同時に両腕を引く。目線はまっすくフェンスを見る。目線が下がっておじぎせず、腰を突き出す感じ。左ひざは十分に曲げる(#1)
  3. ここから離陸動作:右フリーレッグを、というか腿をあげ、同時に両腕を振り上げ、左ひざを伸ばし深いエッジから最終的にはトゥでテイクオフ(#2)
  4. 空中で右軸に乗り換え、両手を広く開き、左足は右足の前に巻きつく形で着氷
  5. 左足をそのまま後ろに流し、チェック(#3)

気をつけてる点は、

  • まず、姿勢。(2)の踏み切り前が、どうしても目線が下がり屁っ放り腰でおじぎ気味になってしまうので、あくまでまっすぐ正面を見て、膝をよく曲げ、腰というかお腹を突き出す。
  • そして飛ぶときの腿上げ。振りあげようとするると、バランスを崩してのけぞりやすい。ももを正面にまっすぐ持ち上げる。
  • あとはリズムとチェック。これはスリージャンプにかかわらず全てにおいて共通。1で踏み出し、2でテイクオフ、3で着氷&チェックをリズムに乗って。あとチェックじゅーよー。最低3秒はチェック体勢を保持。

半回転であれば、特に回ろうとしなくても、ある程度フォアアウトに乗ってれば、エッジ踏み切りの際のカーブ、腿上げに伴う腰の回転力で、勝手に回ってくれるので、下手に回そうとか思わない。自然に。

あまりスピードをつけなければ、エッジの踏み切りはあまり気にしなくて大丈夫だが、製氷後などでスピードが出てる場合、エッジの抵抗力が足りずすっぽ抜けることがある。膝を深く曲げ、しっかり踏み込んで急カーブを作ってあげないと、水平方向の運動エネルギーを垂直方向に変換しきれない。が、ここらへんはアクセルレベルになってから考えることにしよう。

ある程度スピードがつき、右腿あげ腕上げ左押しがタイミングよくできると、結構高く飛ぶ。同時に回転力もつくので、早めにチェック体勢に入って回転を止めないと、回りすぎになる。なので、飛んだらすぐ両手を開き回転を止め、大の字姿勢を作ってから着氷する。

ここまでできれば、バックスクラッチを取れるようになれば、アクセルは近い、、、、はずだ。